「急にプリンターが壊れた」
「送ってない人から年賀状が届いた」
「夜中にインクが切れた」
こういった不測の事態で今すぐ印刷したい時に便利なのがコンビニの年賀状印刷です。
24時間いつでもできるので便利な反面、枚数によっては高額になってしまうこともあります。
そこで今回は、ネットでの年賀状印刷で有名な「しまうまプリント」の値段と
コンビニに持ち込んで印刷する値段がどのくらい変わるのか比較してみました。
コンビニの年賀状印刷でハガキの持ち込みはできる?
セブンイレブンでは店内にあるマルチコピー機の「はがきプリント」という機能を使って、
自分で作ったデータと年賀ハガキを持ち込んで印刷することができます。
持ち込みできるのは「普通紙」と「インクジェット紙」のみで、「インクジェット写真用」は故障の原因となるためセットできません
2022年9月までに全国のセブンイレブンでマルチコピー機が新しくなり、QRコードが利用できるようになりました。
さらに年賀状作成には嬉しいインクジェット紙にも対応できるようになっています。
年賀ハガキが手元にない場合は、マルチコピー機に内臓されている私製ハガキに印刷することも可能です。
その場合は、年賀状用の切手を貼る必要があるので忘れないようにしてくださいね。
マルチコピー機で印刷する方法(2022年新機種)
自宅のパソコンやスマホで作成した年賀状の絵柄データをセブンイレブンで印刷する方法は主に3通りあります。
- USBやSDカードに保存して持参
- スマホで「マルチコピーアプリ」を使ってQRコードを発行
- スマホで「かんたんnet printアプリ」を使ってQRコードorプリント予約番号を発行
1. USBやSDカードに保存して持参
対応しているファイル形式と接続可能なメディアは以下のようになっています。
対応しているファイル形式
文書ファイル:PDF・XPS・DocuWorks
画像ファイル:JPEG・PNG・BMP・TIFF
マルチコピー機で使用可能なメディア
SDカード
microSD
USBメモリ
Wi-Fi(スマートフォン)
*メモリースティックDuo、コンパクトフラッシュ、CD/DVD、赤外線IrDAは非対応
2. スマホで「セブンイレブンマルチコピー」アプリを使ってQRコードを発行
スマホ内のデータをアプリで選択するとQRコードが発行され、Wi-Fiでマルチコピー機に送信して印刷できます。
〇無料インストールはこちら
スマホで「かんたんnet printアプリ」を使ってQRコードorプリント予約番号を発行
アプリでスマホ内のデータをアップロードし、その際に発行されるQRコードもしくはプリント予約番号を使って印刷できます。
〇無料インストールはこちら
コンビニに持ち込んで年賀状印刷をしたときの値段は?
セブンイレブンに年賀ハガキを持ち込んで印刷する場合、どの方法で印刷しても1枚あたりの値段は同じです。
白黒:20円
フルカラー:60円
マルチコピー機で清算するので、支払い方法は現金かnanacoとなっています。
現金精算の場合に使用できるのは硬貨のみなので、
印刷枚数が多くなるようなら事前にnanacoにチャージして支払うことをおすすめします。
コンビニの年賀状印刷とネット注文の値段を比較
比較対象となるネット注文サービスでは、
年賀状印刷でのコスパNo.1「しまうまプリント」を採用しました。
コンビニの年賀状印刷と比較した結果、
大量に印刷する場合は「しまうまプリント」の方が安くなります。
- 年賀状100枚を印刷する場合
- ハガキ代を含めた値段
- 「しまうまプリント」では早割が適応された値段(12/19まで46%OFF)
セブンイレブン | しまうまプリント | |
---|---|---|
ハガキ代 | 63円/枚 | 63円/枚 |
印刷代 | フルカラー印刷 60円/枚 | 写真仕上げ 98円→52円/ 枚 印刷仕上げ 40円→21円/ 枚 |
宛名印刷 | 白黒印刷 20円/枚 | 何枚でも無料 |
基本料金 | なし | 1,980円 |
送料 | なし | 全国無料 |
合計 | 14,300円 | 写真仕上げ 13,480 円 印刷仕上げ 10,380 円 |
しまうまプリントでは、追加料金なしのデザインを選択した場合で計算しました。
年賀状を100枚作成する場合は「しまうまプリント」の方が安くなりますね。
では、20枚作りたい場合はどうでしょうか。
内訳は100枚の時と同じです。
セブンイレブン | しまうまプリント |
---|---|
2,860円 | 写真仕上げ 4,280 円 印刷仕上げ 3,660 円 |
このように、枚数が少ない場合ではセブンイレブンのマルチコピー機で作った方が断然安くなります。
その理由は「しまうまプリント」は枚数に関わらず1,980円の基本料金がかかるからです。
そこで、何枚以上であれば「しまうまプリント」の方が安くなるのか気になってきませんか?
実際に計算してみましょう。
- 10枚単位
- 「しまうまプリント」は早割適応で写真仕上げにする(12/19時点の46%OFF)
枚数 | セブンイレブン | しまうまプリント |
---|---|---|
10 | 1,430円 | 3,130円 |
20 | 2,860円 | 4,280円 |
30 | 4,290円 | 5,430円 |
40 | 5,720円 | 6,580円 |
50 | 7,150円 | 7,730円 |
60 | 8,580円 | 8,880円 |
70 | 10,010円 | 10,030円 |
80 | 11,440円 | 11,180円 |
90 | 12,870円 | 12,330円 |
100 | 14,300円 | 13,480円 |
このように80枚の時点で「しまうまプリント」の方が安くなることが分かります。
しかし、大事なことを忘れてないでしょうか。
80枚の年賀状の宛名データをマルチコピー機にひとつずつ転送して1枚ずつ印刷する
という作業はあまり現実的ではないかもしれませんね。
だからといって宛名をすべて手書きにするのも結構な重労働です。
そういった点をふまえると、値段があまり変わらないようなら
「しまうまプリント」に全部お任せした方がいいように思えます。
「しまうまプリント」の早割は、注文する時期が早ければ早いほど割引率が高いので
年賀状を送る枚数が多いようならなるべく早く注文した方がお得になります。
>>【年賀状じまい】友達に送る文例・テンプレート集!若者はLINEで伝えるのが主流に!?
まとめ
2022年12月時点で、年賀ハガキを持ち込んで印刷できるコンビニはセブンイレブンのみとなっています。
コンビニで年賀状を印刷するときの値段とネット注文サービスの値段を比較したところ
- 100枚なら「しまうまプリント」が安い
- 80枚以下ならコンビニのマルチコピー機に持ち込んだ方が安い
という結果になりました。
忙しい中で出費の多くなる年末だからこそ、手間を減らす上に少しでも安く抑えられると嬉しいですね。
コメント