ジブリパーク内でいちばん奥にある「どんどこ森エリア」
映画「となりのトトロ」をモチーフに、昭和の自然豊かな田園風景をイメージしたエリアとなっています。
その「どんどこ森エリア」のメインである『サツキとメイの家』から裏山に抜ける散策路はたくさんの遊びごころと楽しい仕掛けが満載です。
今回はその裏山に焦点をあてて見どころをご紹介します。
どんどこ森の裏山を抜ける散策路の見どころ
いい天気☀️
— ジブリパーク GHIBLI PARK (@ghibliparkjp) October 22, 2022
こんな日はどんどこ森へむかって、ゆっくりさんぽしたくなります。
けっこう歩くので、はきやすい靴と水分補給を忘れずに……。 pic.twitter.com/llbxYVcAXZ
『サツキとメイの家』がある麓から裏山の頂上までは歩いて5分ほど。
その裏山を抜ける散策路にはところどころにトトロの忘れ物、どんぐりが落ちています。
自然豊かな山道をトトロの忘れ物を拾いながら歩くのも楽しみのひとつになりますね。
そして麓からの距離が示された石碑の上にはどんぐりのオブジェがちょこんと乗っかっています。
歩きながらそのオブジェをよーく見てください。
登山口の石碑の上にあるどんぐりは1個、五合目になると5個というふうにどんどん増えていくのです。
山道を登るのは体力と気力が必要ですが、可愛らしく遊びごころ満載な仕掛けに疲れ知らずで登ることができますよ。
裏山の山頂まで走るスロープカー『どんどこ号』
『サツキとメイの家』がある麓から『どんどこ堂』のある山頂までをつなぐスロープカー。
『どんどこ号』と名付けられ、映画「となりのトトロ」でサツキとメイが暮らしていた時代の昭和30〜40年代に活躍した名古屋の市電をモデルとしています。
名古屋市電#名古屋市電 #名古屋市交通局#市営交通100周年 #保存車の記録 pic.twitter.com/AzPaISveMS
— 吹田機関区EF200-901 (@NNbH9VkRJxkmf0m) November 20, 2022
エリア全体で昭和の時代を存分に感じられるような作りに、ジブリのこだわりが感じられますね。
『どんどこ号』は全自動で動いておりエリアチケットがあれば無料で誰でも利用できますが、
トトロの世界といえばやっぱり散歩。
できる限り歩いて頂上まで散策してみるのがオススメですね。
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裏山の山頂入り口と巨大トトロへのこだわり
散策路を歩いていくと、5連の木製のアーチが見えてきます。
その木製アーチには愛知県東栄町の樹齢200年超のスギの老木が使用されています。
そしてアーチを抜けるとようやく裏山の山頂に到着。
そこでは高さ5メートルにもなる大きなトトロが待っています。
愛知県産の「杉」と「ヒノキ」を使用して作られたという木製遊具の中には他にも細かいこだわりが詰め込まれています。
その中での1番の見どころは本物の金属で作られた鋭い爪とヒゲ。
どんどこ森山頂トトロの爪。いい爪だなーって写真撮って家族に見せたら何故爪だけ(笑)言われたが後日動画で刀鍛冶さんのお仕事だと知りオタクの目👁は正しかったとニンマリした☺️ pic.twitter.com/WQwB4MlNXx
— 🌱ににvこJD@相模国 (@121E1) November 3, 2022
制作したのは刃物の町・岐阜県関市を拠点に活動する有名な刀鍛冶、浅野太郎さん。
日本刀の技術を生かした作品を数多く制作しています。
今回トトロの爪とヒゲを制作するにあたって金属の材質、長さや厚みを何度も変えながら2ヶ月かけて完成させたそうです。
鉄工所に出してもできる仕事でもあるんですが、そうではなく「ちゃんとした本物にしたい」ということをすごく仰っていました。そういった言葉に感銘受けて、本気で作らせていただきました。
トトロのツメって結構鋭いんですよ。なんですけど、映画の中で子供と触れあったりしても子供が傷付けられることは無かったです。なので、鋭いんですけど人を傷つけないような印象を与えるように心掛けました。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/eaade2bdbc0e68c4ee256d78d98713169283fdf9?page=2
インタビューにもあるように職人さんとジブリの思いが詰まった作品になっています。
巨大トトロの中は私たち大人にとっては未知の世界。
子供しか見られないトトロからの景色はいったいどういうふうに見えるのでしょう。
ここにもトトロの世界がしっかりと反映されていて、細かいこだわりが感じられます。
どんどこ売店で買える限定グッズやお土産
『どんどこ堂』のトトロのそばには小さな売店『どんどこ売店』があります。
『どんどこ売店』ではここでしか買えない限定グッズを多数取り揃えてあります。
ジブリの大倉庫には売っていないここだけの限定品は山頂まで登った記念になりますね。
「お守り袋」 1,100円
「ご朱印帳」 2,200円
「おもいでどんどこ堂」 1,980円
「根付」「鈴根付キーホルダー」 1,320円
「絵馬風根付」 1,320円
「三州瓦根付」 1,980円
「鉛筆10本セット」 1,100円
「どんどこ堂 熊手」 25,300円
お守り袋は「となりのトトロ」だけではなく「千と千尋の神隠し」のカオナシやオオトリさま、「もののけ姫」のシシ神など種類が豊富なのが嬉しいポイント。
お腹の中にはマスコットが1つ入っています。
どの種類が出るかはお楽しみ。
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まとめ
今回は「どんどこ森エリア」の裏山に焦点をあててご紹介しました。
メインゲートからいちばん遠いエリアになりますが、見どころが満載なのは間違いありません。
裏山へ抜ける散策路
- 本物のどんぐりを拾いながら歩ける
- 石碑の上のどんぐりを数えながら歩いてみる
スロープカーの『どんどこ号』
- 鉄道好きは必見!昭和30年代の市電に想いを馳せる
- お子様連れや体の不自由な方も山頂まで登ることができる
巨大トトロへのこだわり
- 小学生以下のお子様だけが見える景色がある
- 爪とヒゲは有名な刀鍛冶がこだわり抜いた作品
- 愛知県産の「杉」と「ヒノキ」を使用した木造遊具
限定グッズやお土産
- ジブリの大倉庫にはないグッズが多数ある
- 「となりのトトロ」以外のキャラクターグッズもある
「どんどこ森エリア」は『サツキとメイの家』がメインとなるエリアですが、ジブリと職人さんの遊びごころとこだわりの詰まった裏山で世界観に浸りながらゆっくり自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
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